期限の利益の喪失とは
期限の利益とは、数千万円のローンを数十年間(ex. 5,000万円を35年ローン)で『月々に分割して支払いできる権利』のことです。
住宅ローン(及び不動産担保ローン)は借りる側からみれば、資金が手元にない状態で数千万円の住宅を取得できるという点で大きなメリットがあります。
期限の利益の喪失は『ローンを分割して支払う権利を失うこと』、つまり現在借りているローンを一括で返済する義務が発生することです。
ローンを分割して支払う権利は、一方では義務でもあります。
住宅ローンの滞納は信頼関係を失い『期限の利益の喪失』へと繋がります。