夫婦の絆で再スタート (任意売却事例⑧)
【埼玉県〇〇市 一戸建て 大野様(仮名)】
長年付き合いのある司法書士事務所からのお客様でした。
最寄駅からバス便の年季の入った一戸建て。初老のご夫婦でした。
ご主人様は足が悪くほとんど歩けません。奥様もその介護に疲れているご様子でした。
お聞きすると、住宅ローンは残りわずか。
ですが、そのわずかが払えないと。
相場を調べてみるとうまくいけば任意売却で全額返済し、大野様のお手元にもいくらか残せそうです。
銀行に任意売却の承諾をとり、販売をスタートしました。
物件に少し問題がありましたが、知り合いの地元業者のお客様が投資用にと買って頂けました。
決済日当日、奥様に付き添われながら大野様がいらっしゃいました。
ご夫婦も銀行の担当者も無事に完済でき、ほっと安堵しているようでした。
健やかなるときも、
病めるときも、
ご夫婦の絆を感じる任意売却でした。